先週の運用実績を解説(2023年 2/27~3/3)
各指標の週間騰落率
日経平均: +1.73 %
TOPIX : +1.57 %
ダウ平均: +1.75 %
S&P 500 : +1.90 %
NASDAQ : +2.58 %
週間市況概況
米国では、足元で発表される経済指標が相次いで利上げの長期化を示唆するものとなっており、複数のFRB高官も「引締め政策の長期化」「政策金利の最終到達点見通しの引き上げ」に言及、市場は上値の重い展開が続いていました。しかし、雇用情勢は依然として堅調ではあるものの、2月のISM製造業景気指数が4ヵ月連続で50を割り、3月FOMCでは0.25ポイントと緩やかな利上げにとどまるとの見方から上昇に転じました。ところが、週末に発表された2月ISM非製造業景気指数は新規受注及び雇用が依然として高い水準を維持しており、再び金融引締め政策の長期化を意識した市場は利益確定の売りに押される展開となりました。
中国では、2月のPMIが発表され、11年ぶりの高水準となりました。しかし、ゼロコロナ政策の転換により経済活動が急回復しているものの、台湾有事を警戒する海外企業からは積極的な投資は得られない状況にあり、中国の景気回復に対する期待と不安が交錯しています。
ウクライナ情勢は、イエレン財務長官がウクライナを訪問、ゼレンスキー大統領と会談し、米国の継続的な支援を強調しました。また、G20に参加したブリンケン米国務長官はパブロフ露外相と接触しウクライナ支援を継続する姿勢を強調、さらに中国に対してもロシアへの武器供与の懸念を伝えるなど、米VS中露の対立が深まっています。
この様な市況環境のなか、日本では新型コロナが「5類」扱いとなることを見据えたアフターコロナ消費が活発化してきており、さらに中国からの入国者に対する水際措置の緩和、3年ぶりとなる外国籍クルーズ船の入港等、インバウンドの復活にも期待が高まっています。また、日本の出生率が初の80万人割れとなり、政策面でも少子化問題を最優先課題とする動きから、少子化対策関連にも注目が集まりそうです。さらに、金融面では、総裁候補の植田氏が参・議院運営委員会にて、「現在の金融緩和はメリットのほうが副作用を上回っている」とし緩和政策継続の考えを示し、日本市場は堅調な動きとなっています。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高企業価値ポートフォリオ」でした。
週間で+1.97%、対TOPIX比では+0.40%となり、TOPIXをアウトパフォーム!!
※過去の実績であり、将来を保証するものではありません。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で+1.52%、対TOPIX比で-0.05%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、上昇トレンドにあるグロース銘柄が堅調となりました。ファクターリターンを見ても、成長性ファクター・収益性ファクター・予想修正サプライズファクター・騰落率ファクターが大きくプラスとなり、足元で上昇していたハイクオリティ・バリュー株から好業績のグロース株へ資金が向かったことが見て取れます。
その様な市況環境のなか、
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供している全戦略がプラス、8戦略中4戦略がTOPIXをアウトパフォームしました。8戦略の平均リターンは+1.52%と市場平均の+1.57%を若干下回る結果となりました。
8戦略中4戦略がアウトパフォームし、
残り4戦略がアンダーパフォームした理由は、
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」のポートフォリオ特性を維持する運用を行っています。先週はバリュー要素である「割安・高配当」特性が市場平均を下回りましたが、アウトパフォームした戦略はグロース要素である「高収益・高成長」特性の寄与が大きく、逆にアンダーパフォームしてしまった戦略は若干バリュー要素の寄与が高いポートフォリオとなっていたためです。
しかし、基本的にグロース・バリューに偏らない運用を行っており、今回はリバランス後の価格変動によって若干バランスが崩れた誤差範囲であったため、全戦略はプラスの結果を残すことができました。
仮に、大きくバリューに偏ったポートフォリオであった場合は、マイナスとなっていた可能性もあり、安定性を欠いた運用になっていたと考えています。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、不要なリスクを抑制しながら、勝率の高いファクターへ投資し続ける、インデクス連動型のマルチファクター運用です。
パッシブとアクティブの要素をあわせ持つ運用
を提供しております。
利益口座比率の推移
※利益口座比率:当サービスを利用しているお客様の運用口座が利益となっている比率。コストを含む実現損益で算出。
先週末時点の利益口座比率:99.1%
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プライム市場だけでも約1800銘柄もあるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。
さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「学習コスト・情報コスト・時間コスト」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
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スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。