2022年3月の運用実績をご報告!
各指標の月間騰落率
日経平均: +4.88 %
TOPIX : +3.15 % (配当込み:+4.30%)
ダウ平均: +2.32 %
S&P 500 : +3.58 %
3月の市況概況
米国では、進行するインフレを抑制するため金融引き締め政策を進める姿勢を見せる一方でウクライナ情勢悪化による景気後退も回避したい思惑があり、非常に難しい金融政策運営が予想されていましたが、月央にかけて原油価格が急落、商品価格の上昇も一服したことからインフレ圧力の後退期待が高まりました。しかし、11日に発表された消費者物価指数がプラス7.9%と40年ぶりの高い水準が続いていることから、NASDAQを中心に再び大幅下落へ転じました。ところが、15~16日に開催されたFOMCが予想通りの「ゼロ金利解除・1会合0.25ポイントの利上げ」となり、さらに会合後の会見でパウエル議長が米国経済に対する自信を示したことや停戦期待の高まりから急激なショートカバーの連鎖が起こり、月末にかけては主要指数が軒並み連騰する急反発となりました。
ウクライナ情勢は、度重なる停戦交渉が行われるも期待する結果は得られず、長期化の様相を呈しており、情勢は悪化へ向かっています。この間、世界各国はロシアへの厳しい経済制裁を行い、これにより天然ガス、小麦、木材、魚介類のみならず、希少資源までも調達危機が訪れる可能性が高まっており、世界的なインフレ高進は避けられない状況です。
この様な外部環境のなか、月央までは配当取りに加え退避的な動きも相まってバリュー株へ資金が向かいました。しかし、FOMC通過をきっかけに円安進行が加速、さらに黒田総裁が「円安は日本経済にプラス」との考えを示した上に2度目の指値オペを実施、これにより急激な円安進行が起こりました。月末にかけては米国市場に連れ高する形で日本市場も売られ過ぎたグロース株の買い戻しを中心に急激な上昇を見せました。
日本は世界各国と比べインフレ率が低い状況ですが、多くを輸入に頼るエネルギー・希少資源・食品等の価格が上昇するなかでの円安進行はインフレ圧力を高めることとなる為、今後の金融政策に注目したいところです。また、急激に進む円安が今期の企業業績にどの様な影響をもたらすか、4月後半からの決算発表を見極める動きも活発化しそうです。
月間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も月間成績が良かった戦略は、
「財務健全高収益高成長ポートフォリオ」でした。
月間で7.11%、対TOPIX比では2.81%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
※過去の実績であり、将来を保証するものではありませ。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供する8戦略の平均パフォーマンスは、月間で5.29%、対TOPIX比で0.99%となっています。
月間パフォーマンスの背景
3月は月初こそバリュー優位の相場展開となっていましたが、月末にかけては買い戻しを中心にグロース優位となりました。
下図は足元で極端な動きをしたファクターの過去1年間の推移です。
昨年後半から継続していたバリュー優位・グロース劣後の二極化相場は、今月に入り大きく修正されたことが見て取れます。
この様にグロース株の買い戻しを中心とした急激な反発となるなか、3月もウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している全ての戦略がプラスとなりました。全戦略の平均パフォーマンスは月間で+5.29%、TOPIX対比で+0.99%と市場平均をアウトパフォームしています。
アウトパフォームの要因ですが、ウェルスウイング(Wealth Wing)はグロース・バリューに偏らない運用を行っており、下落過程でウエートが増加したバリュー株を減らし、ウエートが減少したグロース株を増やすリバランスを月初から徐々に行った為、急激なグロース銘柄の買い戻しの動きにもついて行くことが出来ました。
さらに、高い配当利回りも堅持する運用も行っており、3月末の高配当銘柄を残しつつも売られ過ぎたグロース銘柄へリバランスを行ったことで、配当利回りは最大で2.47%、全戦略平均で2.23%と市場平均よりも高い配当利回りも実現しています。詳細は、こちらをご参考ください。※2022年3月の配当についてのご報告!!
運用開始からのパフォーマンス推移
2020年11月末の運用開始から2022年3月31日までの運用実績となります。
※過去の実績であり、将来を保証するものではありませ。また、上記パフォーマンスには各種コストは含まれておりません。
各戦略のパフォーマンスについては、こちらをご参考ください。※運用開始からの実績パフォーマンスを徹底検証!!
東証一部だけでも約2200銘柄あるなか、四半期毎の決算発表を考慮した好業績銘柄や高配当銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。さらに、これらを高度に分散し投資するにはノウハウが必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術となります。
この様に質の高い株式投資を行うには「勉強時間・情報コスト・手間」がかかります。しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)ならこれらを低コストで丸っとお任せで自動運用が行えます。
さらに、リスクを抑えながら株式投資を行ってみたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能(特許取得)を利用し、ボタン一つで市場リスクをコントロールしながら優良銘柄へ投資してみてはいかがでしょうか。詳しくはご参考ください。※スマートヘッジ
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。