先週の運用実績を解説(2022年 3/28~4/1)
各指標の週間騰落率
日経平均: -1.72 %
TOPIX : -1.88 %(配当込み:-0.79%)
ダウ平均: -0.12 %
S&P 500 : +0.06 %
週間市況概況
米国では、週末に雇用統計の発表があり市場予想を下回るもレジャー・ホスピタリティを中心に増加、また失業率は2020年以来最低となり雇用情勢は極めて堅調となっています。一方、上昇傾向は鈍化しているもののインフレ圧力は高止まっており、雇用の堅調とインフレ進行がタカ派的な動きを後押しする形となりました。また、米国10年債・2年債の金利差が逆転する「逆イールド化」となり景気後退への懸念も出始めていますが、スタグフレーションに向かうリスクについては楽観的な見通しが多いようです。
ウクライナ情勢は、期待されていた対面での停戦交渉に進展が見られず、長期化する可能性が高まったことからリスクオフの動きに繋がりました。
この様な外部環境のなか、日本では日銀の金融政策もあり円安の進行が止まりません。資源価格の上昇にこの円安進行が追い打ちをかけ、ガソリン価格等のエネルギー関連は軒並み値上りをしています。しかし、原材料価格の上昇を未だ価格転嫁できていない企業も多くあり、円安進行により輸出額が嵩上げされた企業との差が大きくなる可能性もありそうです。4月後半からは多くの企業が決算発表を予定しており、今期の業績を見極める動きが活発化しそうです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
週間で-0.38%、対TOPIX比では+0.41%となり、TOPIXをアウトパフォーム!
ウェルスウイング(Wealth Wing)が提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-0.92%、対TOPIX比で-0.13%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週も先々週に続いてグロース優位の展開となりましたが、若干物色傾向が異なったようです。ファクターリターンを見ると、収益性ファクター、成長性ファクターがプラスとなる一方、先々週プラスであった流動性ファクターがマイナスとなっており、先週は流動性の低いグロース銘柄が買われたことが見て取れます。
この様な状況のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している8戦略中2戦略がTOPIXを上回る結果となりました。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、グロース・バリューに偏らない運用を行っており、下落過程でウエートが増加したバリュー株を減らし、ウエートが減少したグロース株を増やすリバランスを月初から徐々に行っておりましたが、高い配当利回りも堅持する運用であるためグロース優位の市場をアウトパフォームできない戦略もありました。しかし、配当落ち分の利回りは最大で2.47%、全戦略平均で2.23%となり、市場平均よりも高い配当利回りとなっています。
東証一部だけでも約2200銘柄あるなか、中間・期末の配当を考慮しながら高配当利回り銘柄を探すのは時間と手間がかかります。さらに、これらを高度に分散して投資するには「ノウハウ・コスト・時間」が必要なため、個人投資家の皆様にとってはとてもハードルの高い投資技術だと思います。「個別銘柄投資はしたいけど手間がかかる」と考えている方は、お任せで高度なアクティブ運用が行えるウェルスウイング(Wealth Wing)をご検討されてみてはいかがでしょうか? スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。