先週の運用実績を解説(2022年 3/7~3/11)
各指標の週間騰落率
日経平均: -3.17 %
TOPIX : -2.46 %
ダウ平均: -1.99 %
S&P 500 : -2.88 %
週間市況概況
ウクライナ情勢は3回目の停戦交渉や初の外相会談が行われるも進展はみられず、むしろロシアの攻撃が強まっており、これに対抗する形で世界各国の経済制裁も厳しさを増しています。
米国では、ロシア産原油などの輸入禁止を発表したため原油価格が高騰。しかし、UAE大使が原油の増産を支持し他国へも増産を促したことで一転、原油価格は急落、商品価格の上昇も一服し、市場は買い戻しを中心に大幅上昇に転じました。ところが、週末に発表された消費者物価指数がプラス7.9%と40年ぶりの高い水準が続いていることから、NASDAQを中心に再び下落に転じるといった激しい価格変動が続いています。今週はFOMCに注目が集まっています。
この様な外部環境のなか、日本では1月の経常収支が発表され、1985年以降で過去2番目の経常赤字となっています。資源価格高騰と円安の影響による大幅赤字であり、今後も資源価格の高騰が長期化するようであれば、日本が安定的な経常黒字国でなくなる可能性も指摘されており、「他国への資源依存」からの脱却が大きな課題となりそうです。一方でオミクロン株の感染者数にピークアウトが見られ、21日にはまん延防止等重点措置が解除される見通しとなり、経済再開に向けて期待が高まっています。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高成長高キャッシュフローポートフォリオ」でした。
週間で-1.47%、対TOPIX比では+0.99%となり、TOPIXをアウトパフォーム!
ウェルスウイング(Wealth Wing)が提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-2.60%、対TOPIX比で-0.14%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週はウクライナ情勢の悪化による資源価格の高騰から日経平均は一時2万5000円を割る展開となり、追証による強制決済や評価損の膨らみによる投げ売りに押される展開となりました。ファクターリターンを見ても、収益性ファクター、成長性ファクター、割安性ファクターがマイナスとなり、最後の砦であったクオリティ銘柄までが売られたことが見て取れます。
この様な状況のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している8戦略中4戦略がTOPIXを上回りました。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、グロース・バリューに偏らないバランスの良いクオリティ銘柄に投資し続ける運用を行っていますが、岸田ショックや今回のような投げ売りに見舞われ大量に資金が市場から流出するような局面では、これまで買われてきた優良銘柄は逆に売られる傾向となります。
しかし、市場に資金が戻ってくる時は、真っ先に優良な割安銘柄へ資金が向かうため、長い目で見れば、「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」といった超優良なクオリティ銘柄へ投資し続けることが結果的には安定的な運用に繋がると私達は考えています。
ですが、価格変動リスクは非常に大きくなっており、リスクを小さくしたいとお考えの方は、ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している、特許を取得したロボアド初のヘッジ機能を利用して見てはいかがでしょうか。低コストで簡単に市場リスクをコントロールできるので、世界市場の暴落に備えることが可能です。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。