先週の運用実績を解説(2021年 12/27~12/30)
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
新年あけましておめでとうございます。各指標の週間騰落率
日経平均: +0.03 %
TOPIX : +0.28 %
ダウ平均: +1.08 %
S&P 500 : +0.85 %
週間市況概況
12月のFOMC以後、米国の金利上昇スピードが加速するとの見方が多くなり、金利上昇に弱いグロース株で構成されているNASDAQの勢いが鈍化しています。しかし、中央銀行の丁寧な市場対話、政府の迅速な景気対策に加え、コロナ禍で膨らんだ高水準の超過貯蓄により、金利が上昇しても底堅い動きを予想する声も聞かれ、S&P500、NYダウは共に年末にかけて新値を更新しました。
一方、中国は不動産市場の調整、電力不足、供給制約等の複合的な要因により成長率の鈍化が鮮明となってきているため、正常化へ向かう欧米諸国とは逆に金融緩和の方向へ動きだしています。
この様な外部環境のなか、日本市場では掉尾の一振を期待する声もありましたが静かな年納となりました。巨大貿易相手国である米国の景気は好調ですが、もう一方の最大貿易相手国である中国の成長率は鈍化しており、これが日本市場低迷の一要因となっています。
また、株価に対して全く無頓着な岸田政権は未だ日本市場に投資資金を呼び込むことができず、日本企業の業績は極めて好調であるものの、世界市場から大きく下方乖離している状況が続いています。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で1.63%、対TOPIX比では1.35%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
Wealth Wingが提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で1.22%、対TOPIX比で0.94%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、中小型のバリュー株が相対的に堅調となりました。ファクター動向を見ても、規模ファクター、流動性ファクターがマイナス、割安性ファクター、株主還元性ファクターが大きくプラスとなっており、この傾向が見て取れます。
オミクロン株に対する警戒感が和らぎ、米国金利の上昇スピードが加速するとの見方から、 日本市場でも12月以降はバリュー株の堅調が続いています。
この様な状況のなか、先週は全8戦略がTOPIXのリターンを上回るパフォーマンスとなりました。ウェルスウイング(Wealth Wing)は「高収益・高成長」銘柄を基軸にしていますが、割安性や財務健全性も加味したバランスの良い銘柄でポートフォリオを構成していることがアウトパフォームの要因となっています。
東証一部だけでも約2200銘柄あるなか、四半期毎の決算発表を考慮したバランスの良い優良銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。「個別銘柄投資はしたいけど手間がかかる」とお考えの方は、お任せで高度なアクティブ運用が行えるウェルスウイング(Wealth Wing)をご検討されてみてはいかがでしょうか?
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。