先週の運用実績を解説(2021年 11/22~11/26)
各指標の週間騰落率
日経平均: -3.34 %
TOPIX : -2.91 %
ダウ平均: -1.97 %
S&P 500 : -2.20 %
市況概況
先週初はパウエル氏のFRB議長再任が伝わり、これにより規定通りの金利引き上げが実施されるとの観測から米国債金利が上昇し円安が進行しました。さらに翌日には、FOMC議事要旨でも想定より早い利上げを議論したことが記されており、インフレ長期化懸念が強まるなか、米国のテーパリングが加速する可能性があるとの見方も出ていました。
しかし、先週末の日本時間早朝に「南アフリカで新型コロナウイルスの変異種が検出され、感染が急増している」と伝わり、再び世界景気の後退懸念が強まったことで、一転して世界の様々な市場で逆回転が起こりました。感染力の強さは伝えられていますが重症化リスク等の詳細は不明で、今後2週間程度で解析結果が得られるとの見方です。
この様な外部環境のなか、日本市場も大きいな影響を受け、日経平均は前日比747.66円安となり、約1か月ぶり29,000円を割り込みました。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
週間で-2.43%、対TOPIX比では0.48%となり、TOPIXをアウトパフォーム。
Wealth Wingが提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-3.23%、対TOPIX比で-0.32%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、オミクロン株の影響により世界の様々な市場で逆回転がおこり、ウェルスウイング(Wealth Wing)も先々週とは真逆の動きとなりました。ファクター動向を見ても、収益性ファクター、成長性ファクター、財務健全性ファクターが大きくマイナスとなり、ウェルスウイング(Wealth Wing)の運用コンセプトである「高収益・高成長」の優良銘柄が売られた形となりました。一方、割安性ファクター、株主還元性ファクターはプラスとなりバリュー株が相対的に優位であったことが見て取れます。
今週は、オミクロン株が世界経済に与える影響を見極める動きになると想定されますが、詳細が判明するまで数週間程度かかるため、積極的な買いは期待できないと予想されます。
ですが、ウェルスウイング(Wealth Wing)で運用している銘柄の9割以上が上方修正を発表し、同時に増配や自社株買いも発表する企業が相次いだことから割安となっている銘柄が多く、今回の大幅な下落により配当利回りも上昇しています。
積極的にリスクを取るなら今回の下落を押し目買いのチャンスと見てオミクロン株の動向に注視しながら投資することも考えられますが、逆にリスクを低減したいとお考えの方はヘッジ機能の利用をご検討してみてはいかがでしょうか。ウェルスウイング(Wealth Wing)がご提供するロボアド初のヘッジ機能は前後・後場の寄り前にON/OFFが可能ですので、市場動向を見ながら機動的に、市場リスクをコントロールすることができます。詳しくは、( https://wealth-wing.com/smart-hedge/ ) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。