先週の運用実績を解説(2021年 9/6~9/10)
各指標の週間騰落率
TOPIX : +3.78 %
日経平均: +4.30 %
市況概要
先週は、米国雇用統計が弱含む一方で多くの地区連銀総裁から「テーパリングは年内開始を支持する」といった発言が相次ぎダウは続落しました。しかし、日本株はダウに逆行する形で連騰し、週末のメジャーSQは3万円を越え、週の終値はSQ値を大幅に上回る30,381.84円で一週間を終えました。
菅首相の総裁選不出馬表明から与党敗北リスクが後退し、さらに自民党単独過半数、連立与党安定議席獲得も視野に入り始め、ここにきて政局の不透明感が一気に払拭されたことで、急激な日本株の買い戻しにつながったようです。さらに年金等の国内機関投資家のリバランスによるレパートリエーション(海外の資金を国内に戻す動き)が起こり、海外と逆行する形で日本株の上昇を加速させたようです。また、これに加えワクチン接種数の日米格差に着目した「米国買い、日本売り」のポジションをとるワクチントレードも、日本の接種拡大と共にポジション解消の動きが活発となり指数の上昇を加速させる要因の一つとなりました。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウエルスウイング(Wealth Wing)で最も週間成績が良かった戦略は、
「高効率高成長ポートフォリオ」でした。
週間で5.39%、対TOPIX比では1.61%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
Wealth Wingが提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で4.74%、対TOPIX比で0.96%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週の様に指数が急上昇する局面では「大型株・高流動株」に資金が向かう傾向があり、中小型株を中心とするウェルスウイング(Wealth Wing)は指数をアンダーパフォームする日もありました。
しかし、ウエルスウイング(Wealth Wing)は、「高収益・高成長」銘柄を基軸に、その中で勢いのあるグロース株と企業価値から見て割安なバリュー株をバランス良く保有しており、先々週に引き続き収益性及び成長性ファクターが寄与したことで、中小型株中心のポートフォリオでありながらも結果として指数を大幅にアウトパフォームする実績を残しました。
米国金融政策への安心感、ワクチン接種者数の拡大、政局混乱懸念の後退、中国市場の上昇と不安要因がほぼ同時期に解消され始めたため、割安に放置されていた日本株に一気に資金が戻って来ています。
急速な上昇であったため、多くのテクニカル指標は過熱感を示しており、一時的な調整は避けられないかもしれません。しかし、新たなリスク要因が突如現れない限り、利益確定による押し目は絶好の買い場となる可能性があり、どこまで調整するかを注視したいところです。
東証一部だけでも約2200銘柄あるなか、四半期毎の決算発表を考慮した「高収益・高成長」銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。さらに、これらを高度に分散して投資することは「ノウハウ・コスト・時間」が必要なため、個人投資家の皆様にとっては極めてハードルの高い投資技術だと思います。「個別銘柄投資はしたいけど手間がかかる」と考えている方は、お任せで高度なアクティブ運用が行えるウェルスウイング(Wealth Wing)をご検討されてみてはいかがでしょうか?
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
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iOS
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。