先週の運用実績を解説(2022年 4/4~4/8)
各指標の週間騰落率
日経平均: -2.46 %
TOPIX : -2.44 %
ダウ平均: -0.28 %
S&P 500 : -1.27 %
週間市況概況
米国では、6日に公表されたFOMC議事要旨に「0.5ポイントの利上げを複数回行うこと」「5月の会合でバランスシート縮小のプロセスを始めること」が適切とあり、タカ派姿勢がさらに強まっていることを再確認し米国金利は上昇、これを受け再びNASDAQを中心に大幅下落となりました。5日に発表された3月のIMS非製造業景気指数は4ヵ月ぶりにプラス、失業保険受給者総数にいたっては1968年11月下旬以来の歴史的低水準となり、経済指標もFOMCの方針を後押しする形となっています。しかし、景気循環サイクルの先行指標となるダウ輸送株20種が大きく下落していることから、景気の先行きに対しては慎重な見方もでており、金融引締めと景気後退懸念の両にらみとなる難しいかじ取りを当局は迫られています。
中国では、新型コロナ感染者数が過去最大となり、経済成長率は目標に達しないとの見方も出ています。また、ウクライナ情勢は泥沼化してきており、戦争の長期化が懸念されます。
この様な外部環境のなか、日本では円安進行が続いており、円の独歩安が鮮明となっています。岸田政権に移行してから海外投資家の買いが全く入らない日本市場ですが、意外にも個人の日本株買い意欲は強く、昨年は1兆円の買い越しとなり、日本市場の下支え要因となっています。4月下旬から本格化する業績発表後からは再び日本株への買い意欲が強まることを期待したいところです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で-2.24%、対TOPIX比では+0.20%となり、TOPIXをアウトパフォーム!
ウェルスウイング(Wealth Wing)が提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-2.65%、対TOPIX比で-0.21%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、昨年末から堅調が続いていたバリュー銘柄が売られ、足元で急上昇したグロース銘柄にも売りが出ました。ファクターリターンを見ても、成長性ファクター、割安性ファクター、株主還元性ファクターが大幅なマイナスとなっており、バリュー・グロース共に軟調であったことが見て取れます。
この様な状況のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)でご提供している8戦略中1戦略のみがTOPIXをアウトパフォームしました。ウェルスウイング(Wealth Wing)は、グロース・バリューに偏らないバランスの良い好業績の割安銘柄に投資していますが、割安性と成長性が共に軟調であった先週は市場をアンダーパフォームする戦略が多くなりました。
ですが、長期の資産運用においては 「高収益・高成長」×「財務健全」×「割安・高配当」といった超優良なクオリティ銘柄へ投資し続けることが結果的に安定的な運用益に繋がると私達は考えており、一時的な市場の受給に振り回されることなく運用を続けることが重要です。
しかし、優良銘柄といえども、コロナ禍や地政学リスクが高まった場合は大きな下落を避けることは出来ません。現在の様に先行き不透明な市況環境であるなら、
・市場全体が急上昇した後は、市場リスクを低減する
・市場全体が大幅下落した後は、市場リスクを取る
といった市場リスクのコントロールを加えると、さらに運用効率が上がるのではないでしょうか。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、特許を取得したロボアド初のヘッジ機能をご提供しています。低コストで簡単に市場リスクをコントロールできるので、上下に振らされる不安定な動きを抑制することが可能です。詳しくは、(https://wealth-wing.com/smart-hedge/) をご参考ください。
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
https://bit.ly/3mPtcZ2
iOS
https://apple.co/3ptLYa3
※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。