先週の運用実績を解説(2021年 12/13~12/17)
各指標の週間騰落率
日経平均: +0.38 %
TOPIX : +0.46 %
ダウ平均: -1.68 %
S&P 500 : -1.94 %
週間市況概況
先週は本年最後のイベントとなるFOMCに大きな注目が集まりました。 発表された声明文によると、
1.インフレが一時的との文言削除
2.テーパリングを加速し量的緩和を来年3月に終わらせる
3.ドットチャートは22年・23年は3回ずつ、24年は2回の利上げを示唆
これを受け、FRBが積極的にインフレと戦う姿勢を見せたことで、スタグフレーション懸念が遠のいたとの反応から株式市場は大幅に上昇しました。しかし、翌日にはNASDAQ、週末にはダウが大幅に下落し、金利上昇に対して改めて強い警戒感が出始めています。
また、欧米諸国もタカ派スタンスへ舵を切り始めました。
この様な外部環境のなか日本市場も大きく上下に振らされる展開となりました。週末に行われた金融政策決定会合の記者会見で、黒田総裁は大規模な金融緩和政策の継続を協調しましたが、ETF購入減少、新型コロナウイルス感染症対応の資金繰り支援策打ち切り等があり、表の発言とは裏腹に緩和縮小に動いているのではとの疑念を市場は持ち始めているようです。さらに、衆院予算委員会で岸田首相は「企業の自社株買いを規制するため、ガイドラインの作成を検討する」考えを表明し大幅に下落、第二の岸田ショックが走りました。市場にインパクトを与えないよう懸命に金融政策を行う米国、市場の下落には全く無関心な日本という構図となっています。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウェルスウイング(Wealth Wing)で最も週間の成績が良かった戦略は、
「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で-0.23%、対TOPIX比では-0.69%となり、TOPIXをアンダーパフォーム。
Wealth Wingが提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で-0.58%、対TOPIX比で-1.04%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、年内最後となるFOMCがあったため金利動向に大きく左右される展開となりました。予想通りとはいえ、インフレ抑制に向けた金融引き締めへの道筋が示されたことで、日本市場でも金利上昇に弱いグロース株が売られる一方で金利上昇に強いバリュー株が堅調となりました。ファクター動向を見ても、収益性ファクター、成長性ファクターがマイナス、割安性ファクター、株主還元性ファクターが大きくがプラスとなっており、この傾向が見て取れます。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は「高収益・高成長」銘柄を主軸にグロース株・バリュー株をバランスよく保有していますが、先週はグロース株の下げがきつく、それをバリュー株で補えきれない状況となりました。欧米諸国がタカ派に転じる中、日本も徐々に金融緩和からの脱却へ向けた動きが出始めるのではないかと市場は疑心暗鬼になって来ています。
しかし、ウェルスウイング(Wealth Wing)は「高収益・高成長」銘柄を主軸にグロース株・バリュー株をバランスよく保有し、さらに金利動向に対応しながらグロース株・バリュー株の割合を適宜調整して行きます。
東証一部だけでも約2200銘柄あるなか、四半期毎の決算発表を考慮した成長銘柄や割安銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。「個別銘柄投資はしたいけど手間がかかる」とお考えの方は、お任せで高度なアクティブ運用が行えるウェルスウイング(Wealth Wing)をご検討されてみてはいかがでしょうか?
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。