先週の運用実績を解説(2021年 9/13~9/17)
各指標の週間騰落率
TOPIX : +0.41 %
日経平均: +0.39 %
ダウ平均: -0.07 %
S&P 500 : -0.57 %
市況概要
先週発表された米国の経済指標はインフレ圧力の増加を示すものもあればピークアウトを示すものもあり、まだら模様の指標発表となるなか小幅安となりました。現在の米国市場はインフレのピークアウトを見極める動きが続いていますが、市場のコンセンサスとしてはテーパリング開始は確実視されており、今後は引き締めの速度に注目が集まるのではないでしょうか。
一方、日本市場は先々週までの急上昇でテクニカル的にも過熱感を示しており、さらに総裁選の行方を見極めたい市場参加者も多く、積極的な買いは入らず小幅高となりました。しかし、総裁が誰になったとしても黒田日銀総裁の任期は2023年春まであるため金融政策に大きな変更はないだろうとの見方もあるようです。むしろ、日本株は海外との益利回り格差がまだ割安な状態であり、さらにワクチン接種率も今月末には60%を超えて欧米と肩を並べる水準となるため、総裁選後は更なる上値追いの可能性もあるとの意見も聞かれます。
リスク要因としては、中国経済の先行き懸念があり、ここは注視する必要がありそうです。
週間パフォーマンスが良かったWealth Wingの戦略は!?
この様な市況環境のなか、ウエルスウイング(Wealth Wing)で最も週間成績が良かった戦略は、
「低リスク高収益高成長ポートフォリオ」でした。
週間で1.82%、対TOPIX比では1.41%となり、TOPIXを大幅にアウトパフォーム!!
ウェルスウイング(Wealth Wing)が提供する8戦略の平均パフォーマンスは、週間で0.11%、対TOPIX比で-0.30%となっています。
週間パフォーマンスの背景
先週は、急上昇からの過熱感や総裁選を控える状況でもあり、利益確定売りが中心となりました。 特に、ここのところ急上昇していた収益性及び成長性ファクターが下降しており、グロース株の下落が目立ちました。
一方で、割安性及び株主還元性ファクターが上昇しており、戦略によってはバリュー株の寄与により市場を大きくアウトパフォームするものもありました。
ウェルスウイング(Wealth Wing)は、「高収益・高成長」銘柄を基軸に、その中で勢いのあるグロース株と企業価値から見て割安なバリュー株をバランス良く保有しています。先週は特に、グロース・バリューをバランス良く保有する、スタイル分散の効果が発揮された形となりました。
ここのところ、割安に放置されていた日本株に一気に資金が戻って来ていますが、急速な上昇であったため多くのテクニカル指標は過熱感を示していました。そこにきて、中国恒大問題や米国の債務上限問題などが浮上し、今週は調整を余儀なくされる場面もあるかと思われます。
しかし、日本企業の一株配当金は過去最高水準となっており、急上昇した現在でも高配当利回り銘柄が多く存在します。9月の中間配当取りを多く控える今週は、早すぎた上昇に対する絶好の押し目買いチャンスとなる可能性もあり、冷静に事態の成り行きを見極める必要がありそうです。
東証一部だけでも約2200銘柄あるなか、四半期毎の決算発表を考慮した「高収益・高成長」銘柄をご自身で探すことは時間と手間がかかります。さらに、これらを高度に分散して投資することは「ノウハウ・コスト・時間」が必要なため、個人投資家の皆様にとっては極めてハードルの高い投資技術だと思います。「個別銘柄投資はしたいけど手間がかかる」と考えている方は、お任せで高度なアクティブ運用が行えるウェルスウイング(Wealth Wing)をご検討されてみてはいかがでしょうか?
スマートプラス 投資運用部
※WealthWingの各戦略の成績は「税引き前、配当込み、かつ各種コストを差し引く前のモデルポートフォリオのリターン」となっています。▼アプリのインストールはこちらから!
Android
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※TOPIXは「配当込みのTOPIX」の数値を用いています。
※本記事の内容は本サービスの将来リターンを保証するものではありません。